遺言書の書き方はよく聞くのですが…検認についてはあまり知らないのでは?

相続が発生し片づけをしていたら、遺言書が出てきた。さて、どうすればいいでしょうか?
勝手に開けてはいけません。
家庭裁判所に提出して、検認手続きをする必要があります。(この手続きをしないで揉めてしまって、10年以上相続が確定していない案件を知っています。ほんと大変です。)
遺言書は家庭裁判所で開封します。怠ると5万円の過料の定めもあります。

検認手続きを自分でするには、家庭裁判所に「家事審判申立書」に印紙確か800円と実費分の切手を入れて、「遺言書の検認を求める」と申し立てを行います。戸籍謄本はすべて必要になりますので気を付けて下さい。故人が生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本が必要になります。
約2週間後位に裁判所書記官から申立人に連絡があり、日程調整をします。申立人が出席しないと手続きが進まないからです。
日程の調整がつくと、事件番号付きの「検認期日通知書」が相続人に郵送されてきます。

家庭裁判所に行くと法廷に案内され、裁判官が現れます。「では、検認を手続きを始めます。」と。持参した遺言書を裁判官に手渡すとはさみで開封。ここで遺言書の中身を見ることになります。「この筆跡は故人のものですか?印鑑は実印ですか?(実印は必要ありませんが)等の質問があります。」ここまでの所要時間約10分。封筒にどのようなものがどんな形で入っていたかだけを記録として残すという手続きです。
ちょっと拍子抜けするかも知れません。
「この遺言書は検認されたことを証明する。事件番号何番、遺言書検認事件」との証明書が遺言書にホチキスで止められ、裁判所のはんこで契印され手渡しで返却されます。

これで終了です。欠席した相続人には裁判所から結果が通知されます。請求すれば控えをくれます。

思った以上に簡単ですので、ご自分でしてはどうでしょうか。

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